オーダースーツを作ったきっかけの一つに、クルーズ旅行で着ていくダークスーツが必要になったため、それに着るスーツを作ろうと思っていたことも、きっかけの一つでした。
今回私が乗船したクルーズ船の名前は「ダイヤモンドプリンセス」
全長が290mもあり、画像のように非常に大きなクルーズ船でした。
目次
クルーズ船にはドレスコードがある
クルーズ船に乗船したことがある方ならご存じだと思いますが、クルーズ旅行ではドレスコードが定められており、その中に「フォーマルナイト」と呼ばれる特殊なイベントがあります。
今回私の乗船したダイヤモンドプリンセスでは、以下のようなドレスコードが定められています。
フォーマル
通常、結婚式や披露宴に招待されたときの服装とお考えください。
◆ 男性:ダークスーツ、ディナー・ジャケットまたはダークスーツにネクタイ
◆ 女性:イブニングドレス、カクテルドレス、着物など
※5日以下のクルーズでは、通常フォーマルはありません。
ダイヤモンドプリンセス 公式ホームページより引用
ダイニングでの夕食の際は、半ズボン、サンダル、野球帽、ほつれや穴あきデザインのカジュアルなジーンズはご遠慮ください。
また、船内冷房、気温の下がる朝夕に備え、どのクルーズでもカーディガンなどの上着をご用意ください。
このようにディナーの時間帯では、着る服が指定されています。
今回私が乗船したコースでは、1日だけフォーマルの日が定められていました。
(※他の日はスマートカジュアル。襟付きのシャツやジャケットやブレザー、スラックスと言った格好でOK)
ドレスコードが定められているので、そんな状況で半ズボンやサンダルに野球帽と言った格好で現れると、間違いなく場違いな人になります(笑)
さすがに上記のような場違いな恰好をした人は誰一人いませんでしたが、着ていく服はダークスーツではなくブラックスーツでも良いのかな?と乗船する前から疑問に思っていました。
いろいろと乗船前にネット調べていたんですが、そのことに関しては明確な答えがありませんでした。
【結論】仕事で使うようなグレーのスーツでも、ブラックスーツでも問題なかったよ
周りの方々の服装を見てみると、自分がオーダースーツを作る前に着ていた、ビジネス用のグレー系のスーツを着ていったとしても、特に問題は無さそうでした。
中にはタキシードや蝶ネクタイを身に着けている人もいましたが、男性はほとんどスーツとネクタイ姿でした。
ドレスコードの記載の中には、ブラックスーツの記載がありませんでしたが、もし自分がブラックスーツを着ていったとしても、特に場違いな雰囲気は感じませんでした。
ちなみに、一緒に行った私の家族(お祖母ちゃん)は、部屋に戻った時に上に羽織っているものを脱いだとたん、喪服になりました(笑)
あまり過激な色のスーツは場違いになる
周りの方の様子を見ている限り、ブラック系、ダーク系、グレー系のスーツが圧倒的に多く、ネイビー色のスーツを着ている人は、いたかもしれませんが私は見かけませんでした。
ただ水玉模様と言ったような、パーティー用の派手な柄のスーツでは、あの雰囲気では場違いな気がしたので、そういったスーツしかない場合は、ドレスコードに記載されているダークスーツを新調したほうが良いでしょう。
クルーズ船によっては、ドレスコードは注意が必要
なお、今回乗船したダイヤモンドプリンセスでは、乗船した人の7割以上が日本人で、そのうち約1,800人が初乗船の方と言っていました。
日本人の割合と初乗船の比率がかなり高かったため、一般的なクルーズ船とは少し状況が違ったとも言えます。
2019年から横浜発着クルーズを開始したキュナード社のクルーズ船「クイーンエリザベス」では、いろいろ調べている限りタキシード装着率も高いようです
タキシードの着用率が高いと言っても、ドレスコードではダークスーツでもOKと記載されているので、もし今後乗船する機会があれば、その様子を紹介したいと思います。
クルーズ旅行をするならぜひオーダースーツで!
今回このクルーズに乗るために自分はオーダースーツを1着作りました。
わざわざ作らなくても、それまで仕事で着ていたグレー系のスーツを着て行っても場違いではありませんでしたが、結果的にオーダースーツを作って非常に良かったと思いました。
それは自分のスーツ姿の写真を見て、そのことを強く実感したからです。
一生残る写真になる。だからこそオーダースーツを着ていこう
フォーマルデーの時に家族で写真を撮りましたが、後から見直していても自分のスーツ姿がこれほど似合っているとは思いませんでした。
もしこの時に以前着ていたサイズの合わないスーツを着ていたら、もう少しいいスーツを着て行けばなあ・・・と絶対後悔したでしょう。
日常生活でタキシードを着たり、ドレスコードのある場所で食事をする機会は、ごく一般の生活をしている人であれば、そう滅多にある機会ではないと思います。
一生に一度しかないかもしれない、憧れのクルーズ旅行。
今後一生その姿が写真に残ることを考えれば、多少お金がかかってでも自分専用のオーダースーツを作る価値は、十分にあると私は思いました。
スーツの持ち運びはガーメントバッグを利用しよう
クルーズ旅行で、オーダースーツを持っていくのに利用したガーメントバッグです。
スーツケースの中に入れてしまうとシワになってしまうので、それを防ぐために利用するのがこの「ガーメントバッグ」です。
GLEVIO(グレヴィオ) ガーメントバッグ 防水 型くずれ防止 ポケット付き ガーメントケース メンズ
販売しているamazonでも評価が高く、私もクルーズ旅行へ行く前に購入して、オーダースーツを持ち運ぶために利用したバッグです。
スーツを持ち運ぶ機会がある人なら、一つは持っておいたほうが良いでしょう。